BenQ G2411HD ( 24 inch ワイドディスプレイ)を買った→ GNU/Linux で動いた
8 年ほど愛用していた三菱の 14.1 inch ディスプレイではさすがに狭いと感じていたし、 24 inch のディスプレイが安いと聞いたのでついに買ってきた。やっぱり 14.1 から 24 じゃ世界が違う!笑えるほどでかいでかいでかい。昔じゃ 10 万以上だった大きさが今や 23889 円で買えるなんて、いい時代になったものだ。
買うときは、 kakaku.com 経由。クチコミや 2ch のスレも参考にした。注目ランキング 1 位、売れ筋ランキング 3 位となったら、やっぱ大人気だ。 5/5 に最安値の EC カレントから購入したのだが、今は在庫を切らしているようでランキングに出てきていない。
価格.com - BenQ G2411HD [24インチ] 価格比較
新しいハードウェアを買うときはいつも「 GNU/Linux で動くのかな…」と不安になっていたのだが、 Web での情報とはいえ「映らないことはない」とか「 GNU/Linux で使っているよ」とか書いてあったので買うことを決断。
前のディスプレイからつけかえるだけで、起動時にいきなり表示できた。 X Window System も問題なく起動した。 当たり前とはいえ、 GNU/Linux で苦労した経験があるだけに素直に嬉しい。ただ、最初の設定だと 1920x1080 は出ずに、 1600x900 しか出なかった。肉眼で見られるかなと思ったが、見られなかったのが残念。 1280x720 に落としても肉眼じゃだめだ…目わるくなりすぎ orz
で、 仕様書 から周波数を調べ、 xorg.conf を書き換えた。
Horizontal Frequency 24 ~ 83 (KHz) Vertical Frequency 50 ~ 76 (Hz)
Section "Monitor" Identifier "Generic Monitor" Option "DPMS" HorizSync 24-83 VertRefresh 50-76 EndSection
Intel のオンボードのグラフィックだと 1920x1080 じゃ 16bit カラーしか出ないので、 Depth を 16 に。こうして X Window System を再起動すると 1920x1080 が出た!あっさりいきすぎ。
Section "Screen" Identifier "Default Screen" Device "Intel Corporation 82845G/GL[Brookdale-G]/GE Chipset Integrated Graphics Device" Monitor "Generic Monitor" DefaultDepth 16 SubSection "Display" Depth 16 Modes "1920x1080" EndSubSection EndSection
画質は大満足だ。幸い初期不良とかはなかった。ドット抜けはよくわからんが、たとえあったとしても気にならない。人気なのもわかる。
デフォルトの設定じゃめちゃくちゃまぶしいので調節機能で輝度を減らした。調節機能のボタンが押しづらいとかクチコミもあったが、まったく問題はない。
せっかくワイドになったので、 横に 3 つ並べてみた!前は狭かったので編集領域が 1 つしか置けなかったが、今はでかすぎるために 3 つも置けるようになった、世界が変わる。この広さは圧巻だ!でかい画像なのでリンクのみ。
http://www.rubyist.net/~rubikitch/archive/24inch-1920x1080.png
anything したら横に候補が出てきて、 persistent-action でチラ見しても行数が減らないのはすばらしすぎ。
結論:いきなり X Window System on Debian GNU/Linux で映ったよ。安いよ、でかいよ、広いよ。
[2009/05/08] 追記
5/8 時点で 2 店以外どこも売り切れ状態。買っててよかったと思う。買った日はいろんな店に置いてあったのだが…