Emacs でスクリーンショットを撮る screenshot.el をリリース
screenshot.el は Emacs 内で簡単にスクリーンショットを撮り、保存、アップロードを自動化します。保存先は予め指定されたディレクトリ、カレントディレクトリ、リモートホスト（ SSH ）、 EmacsWiki です。 ImageMagick パッケージの import コマンドと scp コマンドが必要なのでインストールしてください。
http://www.emacswiki.org/emacs/ScreenShot
M-x install-elisp http://www.emacswiki.org/cgi-bin/wiki/download/screenshot.el
EmacsWiki に画像を置くには yaoddmuse.el も必要です。
M-x install-elisp http://www.emacswiki.org/cgi-bin/wiki/download/yaoddmuse.el
設定は、以下のコードを.emacs に加えます。適宜編集してください。
(require 'screenshot) (setq screenshot-schemes ; edit as you like '( ;; To local image directory ("local" :dir "~/images/") ; Image repository directory ;; To current directory ("current-directory" ; No need to modify :dir default-directory) ;; To remote ssh host ("remote-ssh" :dir "/tmp/" ; Temporary saved directory :ssh-dir "www.example.org:public_html/archive/" ; SSH path :url "http://www.example.org/archive/") ; Host URL prefix ;; To EmacsWiki (need yaoddmuse.el) ("EmacsWiki" ; Emacs users' most familiar Oddmuse wiki :dir "~/.yaoddmuse/EmacsWiki/" ; same as yaoddmuse-directory :yaoddmuse "EmacsWiki") ; You can specify another Oddmuse Wiki ;; To local web server ("local-server" :dir "~/public_html/" ; local server directory :url "http://127.0.0.1/"))) ; local server URL prefix (setq screenshot-default-scheme "local") ; default scheme is "local"
使い方はスクリーンショット撮影準備→撮影の順です。 M-x screenshot を実行すると保存するファイル名→「スキーム」（ local, current-directory, remote-ssh, EmacsWiki, local-server ）を聞いてくるので入力します。この段階ではまだスクリーンショットは撮られていません。
そして、スクリーンショットを撮る画面を作成したら C-c C-c を押して実際に撮ります。 import コマンドが実行されるのでマウスでウィンドウをクリックしましょう。 C-c C-c を押してから import が実行されるまでは screenshot-take-delay （ 0.5 ）秒間待つので、他のアプリケーションに切り換える猶予があります。
撮影後はバックグラウンドでアップロードされ、 kill-ring に URL が入ります。スクリーンショットを撮った後はすぐにその URL を使うだろうから C-y で貼り付けましょう。
