Rubikitch.succ! 〜るびきち、多読家宣言〜
この度、僕は多読家になることを決心しました。 たくさんの本を読みこなすことです。
きっかけ
ここ1年、ろくにブログを更新していませんでした。 ブログを更新していないということは、世の中に対するアウトプットが減っているということです。 去年の自分と比べてほとんど成長してないと感じました。 では、なぜそうなってしまったか? 原因はいろいろ考えられます。
- 生きる情熱が少し減退してしまった
- 体調不良
- ブログを書くときよい記事を書こうとがんばりすぎるため、なかなか記事にできなかった
- 時間の使い方が下手
- 情報収集が下手
- 文章を書くのに時間がかかりすぎる
- 物事の習得が遅すぎる
読書数が足りない!
細かい原因はこんな感じですが、最大の問題点は読書数が極端に少ないことだと気付きました。 本には先人が長年積み上げてきた叡智に満ちています。 問題解決力や発想力や表現力もすべて本から身に付けることができます。 所詮人の悩みなど、自分が初めてではなく、すでに経験した人がいるのです。 そして、その問題に対する答えも本に書いてあります。 本を読まないと効率のよい方法を学ぶことができず、我流の非効率な方法になってしまいます。
多くの人は「本を読む時間がない」と言う一方、名著「レバレッジ・リーディング」の著者本田直之氏は
本を読まないから時間がない
と言い放っています。 この言い方に一瞬ムカっとした人いますか? しかし、立ち止まってよーく考えると、それは自明です。
アルゴリズムで例えると、大量の要素を頭から探す線形探索をしてて「マシンが遅い」などと言うのは愚かです。 二分探索を使いましょう。 類似の例えとして、辞書はあいうえお順、ABC順に並んでいるから、膨大な項目からすぐに必要な項目を調べることができます。 辞書を頭から探す人はいませんね。
人生も同じです。 本を読んで効率的な方法を学ぶことで、時間を浮かすことができるのです。 そして、一度学んだ効率的な方法はずっと使うことができます。 読書時間は数時間〜数日ですが、浮く時間を考えたら立派な投資といえます。 本を買って多読するにしても、時間をお金で買うという考え方にもつながります。
かといって一冊の本を盲信していると思考が偏ってしまいますし、自分にあう他のやり方を見つけられなくなってしまいます。 それぞれの本に書いてあることが直交性のあるノウハウならば、組み合わせることで効果を倍増できます。 おまけに、同じカテゴリの本をたくさん読むことで既有知識が増え、本を読むスピードも上がります。 最終的には本の知識にレバレッジをかけて、自分流のノウハウを構築していきます。
本を読むことで、上記の悩みは解決できます。
- 生きる情熱が少し減退してしまった :: 自己啓発の本
- 体調不良 :: 健康関連の本
- ブログを書くときよい記事を書こうとがんばりすぎるため、なかなか記事にできなかった :: 気楽にやること、文章術の本
- 時間の使い方が下手 :: 時間管理の本
- 情報収集が下手 :: メモ術の本、情報収集の本
- 文章を書くのに時間がかかりすぎる :: 文章術の本
- 物事の習得が遅すぎる :: メモ術、記憶術、勉強法の本
レバレッジメモを公開
そして、本の内容を身に付けるために、アウトプットが重要なのは言うまでもありません。 ベストなのは、人に話すことなのですが、とりあえずできる範囲として、ブログという形で読者に話しかけるようにしてみます。 アウトプットすることで、形式知(知識記憶)からエピソード記憶にもっていくことができ、記憶の定着にも貢献します。 アウトプットするということは、文章の形にするので、文章を書く練習にもなります。 このインターネット時代、文章力が大切なのは当たり前ですね。
そこで、「レバレッジ・リーディング」で提唱しているレバレッジメモ+自分の考え方・得たことをブログにどんどん書いていく予定です。 レバレッジメモは、本来、自分さえ読めればいいので乱雑です。 垂れ流しとはいえ公開していくことで、だれかさんの御役に立てるのならば、嬉しいです。
レバレッジメモはPCに打ち込み、プリンタで印刷して常に持ち歩くことで潜在意識に刷り込ませることができます。
読む予定の本
- 新谷弘実「病気にならない生き方」
- 新谷弘実「病気にならない生き方2 実践編」
- 本田直之「レバレッジ・リーディング」
- 本田直之「レバレッジ・シンキング」
- 本田直之「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」
- 青木峰郎「ふつうのHaskellプログラミング」
- Brian W.Kernighan、Rob Pike「プログラミング作法」(復習)
- Kent Beck「実装パターン」(復習)
- 田中孝顕 (監修), ナポレオン・ヒル財団アジア太平洋本部 (編集) 「図解思考は現実化する」
- 稲盛和夫「生き方—人間として一番大切なこと」
- 園善博「本当に考える力がつく多読術」(挫折したので再読)
- 日垣隆「すぐに稼げる文章術」
- 樺島忠夫「文章術〜「伝わる書き方」の練習」
- 西村克己「論理的な文章を書く基本とコツ」
- 西村良平「広報・雑誌づくりのらくらく文章術」
- 和田秀樹「疑う力の習慣術」
- Dan S. Kennedy「億万長者の不況に強いビジネス戦略」
- Dan S. Kennedy「億万長者の不況に強いセールス戦略」
- Dan S. Kennedy「屁理屈なし社長のための時間の使い方」
- Eric S.Raymond「The Art of UNIX Programming」
これからの方向性
これから、このブログは読書記録=レバレッジメモが多くなると思います。 もちろん、得意分野であるEmacs、Ruby、Linuxについての情報も随時配信していきます。