カーソル位置を前に戻す point-undo.el をリリース

Emacsにはアンドゥ機能があって、「しまった、へんな文字入力しちゃった!」なんて場合は落ち着いて「C-x u」すれば元に戻せる。一方、「しまった、へんな場所にカーソル移動しちゃった!」なんて場合にポイントをアンドゥする機能があってもいいだろう。w3mのUNDO/REDO(カッコにバインドされている)はまさにそれだ。それには拙作point-undo.elを使ってみよう。

M-x install-elisp http://www.emacswiki.org/cgi-bin/wiki/download/point-undo.el

設定はrequireして、適当なキーに割り当てるだけ。ファンクションキー等なるべく押しやすい位置がいいだろう。

(require 'point-undo)
(define-key global-map [f7] 'point-undo)
(define-key global-map [S-f7] 'point-redo)

こんな感じ。ポイントを「^」で表現してみると、

aiueo
   ^

間違ってC-aを押してしまう。

aiueo
^

しまった!だけどこんなときは落ち着いてF7を押そう。

aiueo
   ^

戻った。
やっぱりさっきの場所がいいというときはShift + F7を。

aiueo
^

通常のアンドゥのように連続して押すこともできるぞ。自分で言うのもなんだがこれには何度も助けられた。どうぞお試しあれ。