<傷害>駅での喫煙注意され殴る 容疑の男逮捕 東京・府中(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000011-mai-soci

これまた、注意されて逆ギレで大怪我のパターン。最近そういうのが多すぎて困る。
こういうニュースを見て思うのだが、「相手を注意するときは逆ギレを警戒する」のは今の世の中では鉄則だろう。「相手を思いやれない人が増えた。公共の場を自宅と勘違いしているのでは。今後も毅然(きぜん)とした態度を貫 いていきたい」はいい心掛けだし自分もそうありたい。けれど、警戒という画竜点睛を欠いてしまったのが惜しまれる。あと、護身術も身に付けておいたほうがいい。
この前の世界仰天ニュースでやってた犯罪被害者の生活の話。犯人に銃で撃たれて大怪我を負ってしまったが、加害者が自殺したため高額な治療費はすべて自腹になってしまった。ドイツは「犯罪は国の責任」ということで国から全額補償されるが、日本はそうなっていない。犯罪被害者にとっては日本はどうしようもなく鬱苦しい国だ。こんな社会じゃ「触らぬ神にたたりなし」が現実的に一番安全になってしまう。悲しいことだ。
護身術や武術の心得がなくて、それでもモラルの乱れが許せない人なら、係員に通報がより安全だ。
リスクが高いのにもかかわらず毅然とした態度で注意できる人を俺は心から尊敬する。そういう人はもっと必要だ。そのためには日本社会がその土壌を作っていかないとダメだ。

JTと愛煙家を敵に回す表現で悪いけどついでに、「覚醒剤や麻薬は健康被害と依存症があるから違法だ」と同じロジックで煙草も違法にしてしまうといい。周りに煙を吐くからある意味ドラッグよりもタチが悪い。周りに蒔き散らす副流煙の毒性は自分が吸う主流煙の何倍も毒性が強い。最初から手を出さなければ禁煙に苦しむこともない。違法化がだめならばたばこ税を数十倍に上げるのもいいだろう。

殴った男が悪いのは言うまでもない。7週間の大怪我なんて…厳重に罰してほしい。そして、被害者には手厚く保障をしてほしい。