きちんとバックアップしている人は少ない

http://www.ipa.go.jp/security/fy18/reports/ishiki02/press.html

情報セキュリティに関する新たな脅威に対する意識調査(2006年度第2回)によると、バックアップを取ってる人はわずか44.9%。そのうち毎日バックアップしている人は3.9%。全体からみればわずか1.7%。いかに危機意識というものが希薄なのかがわかる。
俺の場合はPCはつけっぱなしで寝ている間に毎日cronでCD-RWDVD-RAMにバックアップしている。CD-RWを入れ替える以外全自動である。

バックアップを手動でやると「面倒だからやりたがらない→頻度が落ちる→無計画になる→データ喪失時に必要なバックアップが見つからない&最近の更新が失われる」の悪循環になってしまう。そうなるのを防ぐには、PCをつけっぱなしにして自動でバックアップをやらせるのがいいと思う。失ったデータは戻ってこないので、余計な電気代は保険という意味で。

Unix系OSの場合、大事なデータはホームディレクトリに集中しているから最低限そこだけ(欲を言えば/usr/localも)取れる。バックアップ不要なディレクトリはホームディレクトリの外に置くなどバックアップを考えたディレクトリ配置をしておけばCD-RWやDVD1枚で十分バックアップが取れる。
windozeの場合はどうしてもデータが散らかるのでバックアップターゲットが決まりにくいだろう。かといってフルバックアップなんてしようものならDVDが何枚あっても足りない。これがバックアップを遠ざける遠因なのかもしれない。