Emacs - yasnippetでスニペットを一覧する
yasnippetは便利だけど…
yasnippetは略語を展開して
定型文入力を支援するelispです。
yasnippetは開発してから何年もたち、
すでにたくさんのスニペットがついてきました。
それこそスニペットの山、やま、Yama!
これだけスニペットがあればさぞかし
便利になるだろうと最初は思うはずです。
だがしかし!
これには本質的に避けられない大きな問題があったのです。
その問題とは…
『記憶』
です。
いくらたくさんスニペットが登録されていたとしても、
それを展開するための略語が覚えられないのです。
開発者からしてみれば、よかれと思って
どんどん追加しまくったスニペット群、
だが、略語が覚えられないと展開できない
という根本的問題があるのです。
頻繁に使う略語ならば、何度か使っていくうちに勝手に
覚えてきますが、使用頻度の低い略語は一旦覚えたとしても、
あっさり忘却の彼方へ吹き飛んでしまうのです。
これではいくらyasnippetが便利だとしても、
もったいなさすぎですよね。
今回は、この問題をどうにかする方法を教えます。