GTDで初の週次レビューをやってみた

GTDを始めてから1週間たった。なんというか1週間が長く感じたような気がする。これはGTD効果なのだろうか。それとも大仕事の区切りがついたからなのか。
1週間といえばGTDの核ともいえる週次レビューをやろう。これが初週次レビューだ。これをやらないとGTDをやったとは言えない。初GTD時にやった収集→処理→整理→レビュー→実行のステップを今再び繰り返す。

まず、収集。org.el + remember.el の合体技org-rememberにより思い付いたことはすぐに記録しているので頭の中はクリーンだ。思い付いた時点ですぐにダンプしているからだ。
今度は保留しているメールを整理して情報を集める。GTD的にはinboxは空であるほうがよいとのことだから空にする。っつーかフォルダに振り分ける。さぁどんどんしまっちゃうからね。
フォルダに振り分けた直後にそのフォルダに行くような設定にしてあるので、気になるメールは整理された後でチェックできる。気になるメールは「@」を押して自動的にorg-modeのファイルにメールへのリンクを記録する。設定はGoogle Notebookを参考にした。これを繰り返していくとinboxにたまったメールはどんどん減っていって最後にruby-devのみ残った。一気読みした。これでめでたくinboxは空になった。

そして、処理+整理。「Projects」、「Next Actions」、「Someday/Maybe」、「Calendar」、「Waiting For」、「Inbox」といったGTDのリストをすべて見る。org-modeだとC-u C-iを2回やれば内容がすべて見られる。それともC-c C-vでTODOマークがついているものをすべて見るというテもある。Someday/Maybeにある一部のTODOをProjects/Next Actionsに移す。やれそうなものはどんどんNext Actionsへ。Someday/Maybeのうち興味のなくなったものを削除する。Inboxもリストへ移す。さぁどんどんしまっちゃうからね。Inboxも空になった。

俺はGTDのリスト以外にも思い付いたアイデアを記録する「New Ideas」リストも持っている。GTDとは直接関係ないかもしれないが、メモにおける「ポケットひとつの原則」を遵守するためだ。GTDの週次レビュー中にアイデアを見直すことにしておいた。ふむふむ、こんなことを考えていたんだなと過去の自分を振り返られた。

レビューは今やってるよねwその時点で最新の状態になっている。

さて、頭の中がすっきりしたところで仕事だ。

GTDするのにEmacsで動くorg-modeは最適だということがわかった。頭の中を整理するということは、メモなりメールなりといったいろいろな情報源を扱う必要がある。メモにせよファイルにせよメールにせよすべてEmacsで用意されているから、org-modeがそれらへのリンクを作成することができる。「TODOアプリ」というひとつの独立したソフトウェアだといろいろな情報源を扱えなくて壁にぶつかるだろう。やっぱりEmacs環境はいいね。Emacsは滅びるべきだなんて発言する奴の気がしれんわ。