elispは…

互換性の問題とかで進化の道を選択しなかった。だからいつまでたっても時代遅れの古いLispのまま。末尾再帰を処理してくれないから末尾再帰するとあっというまに止まってしまい、Lispなのにwhileを使えというザマ、おえー。
標準添付のclライブラリで健気にもCommon Lispエミュレーションをしてはいるけどね…使ってる人はそんなに多くない。ガンガンCommon Lispのマクロ使うべきだと思うけどなんで使いたがらないんだろうか。
おまけに動作速度がカメのようにとろい。
クロージャーほしー、多値ほしー、名前空間ほしー。

俺自身Lispelispから入ったから、Lispの第一印象はよくなかった。けれどCommon Lispに触れることで、悪印象の原因は「すべて」elispのせいだったことがわかった。S式大好き。

Common Lispを心から愛するようになれば、elispも少しは好きになれるだろうか。elispだっていちおうLisp。もう少しLispらしく書こうと思っている。

追記:んなこと言ってるけど、Emacsは一生使うだろうし、ちまちまelisp書いてたりする。ただ、elispでなんでもかんでも書こうという気にはなれない。ロジックは外部コマンドに追い出して、elispはあくまでインターフェースだけを書くべきと考えている。外部コマンドならば他のエディタでもそのロジックを使えるし、インターフェースだけを作ればいいから移植は楽だろう。rcodetoolsはその最たる例。インターフェースだけというのなら現状のelispも捨てたものではない。